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エコカラットタイルで玄関を上質で快適な空間へ

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新築マンションの玄関にエコカラットと鏡の取付をしました。
エコカラットとは、湿気を吸放出して湿度調節をしてくれる便利な機能タイルです。
更に重厚感のある質感や立体感のあるデザインで部屋全体を上質な空間に演出してくれます。
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施工前の写真です。
見比べると雰囲気の違いがよくわかります。
ダウンライトの位置に鏡を配置し、両側にエコカラットタイルを施工しました。
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鏡やエコカラットを張ることで陰影ができ、
何もない平らな壁が変化のある上質な空間に変わりました。

また、玄関は冬場に室内の温度差があると加湿による湿気が集まりやすくなるため、
エコカラットがあると湿度調節で結露防止、更に脱臭効果もあり、玄関環境がより快適になります。
また気泡のある材質なので音の反響を抑える効果もあると私は考えています。

湿度調節は珪藻土の約6倍の効果が期待できます。
冬場だけではなく、梅雨の時期にも活躍しそうです。
リビングや寝室にもエコカラットを貼ると良さそうですね。


# by ojikomuten | 2020-07-01 15:28 | 内装(床壁天井張替・扉・照明)

外壁をひがし茶屋街風にリニューアル

外壁のイメージをガラッと変えました!
金沢のひがし茶屋街風との要望で良い感じに外壁が仕上がりました。

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そして、こちらが本物のひがし茶屋街です。
金沢市観光公式サイトよりお借りしました。

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なんとなく雰囲気を再現できて良かったです。
もともとの外壁はこちらです。

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かなり色が変わるため、イメージ画像を見て頂きながら慎重に打合せを進めました。

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玄関もブロンズの引き違い扉でしたがアルミの枠も傷んできていたため新しく取り換えました。
枠の色は引き締めようと少し濃い色。

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軒天も新しく張り、木部も塗装、
雨樋も含め外部の傷んでいる箇所は新しくしました。
欄間のガラスは既存の扉のガラスを再利用、
今あるものを大切にしたい思いと、
このガラスの模様やガラスを通して入ってくる光が好きなんだそうです。

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こういう模様のついているガラスは現在国内では生産をしておらず貴重です。
既存のガラスは解体時に扉から丁寧に取り外し、現場で加工して新しい扉に取付けます。
もちろん、こう言ったひと手間はそれなりに費用も掛かり、
こだわりのある大事な仕事だと感じました。
すべてのものに愛着があり、思い出もあり、
使い捨てのものが増えてしまっている世の中ですが、
限りある資源を大事に使っていくように変わっていってもらいたいです。

記念に表札も注文していただきました。

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画家の『絵描き文鳥 やま ゆりの』さんデザインです。
色鮮やかな斬新なネコと文鳥。
どちらもまるまるしていて可愛らしいです。
玄関が更に賑やかになりました。

『やま ゆりの』さんのブログです。
よろしければ、ご覧になってください。

http://blog.livedoor.jp/ekakibunchou

https://www.instagram.com/yama_yurino


# by ojikomuten | 2020-06-13 18:33 | 外装(屋根・外壁・庇)

繰り返しの地震に強い制振住宅

最近、震度4クラスの地震が続き、大地震に不安を抱えられている方も多いのではないでしょうか?
弊社では15年程前から住宅の耐震化に取り組んでおり、現在は新築住宅を設計・施工する際に繰り返しの地震に強くするため、制振装置の取付を提案させて頂いております。
弊社が使用している制振装置メーカー(株式会社ODM)のホームページがわかりやすくリニューアルしたとのことで紹介させていただきます。

【株式会社オーディーエム】
https://www.odm-inc.jp/

弊社は耐震工事を多くおこなうようになった15年前から制振装置に興味があり調べていました。
現在、制振装置にはゴムやオイルダンパー、炭素繊維など使用するなど種類も増えました。
どの制振方法にするかは物件によって変えますが新築住宅にはODMのオイルダンパーを使用しています。

その中でODMを選んだ理由としては、
・小型な装置で建物全体に満遍なく設置できる
・設計・製造を油圧制御の熟練企業:ヤマハモーターハイドロリックシステム(株)が行っている
・導入しやすい価格と費用対効果
・施工時の設置のし易さ

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【ダイナコンティしくみ】
https://www.odm-inc.jp/shiyo/

現在では昔より改良され、ダンパーを水平に動かすことで地震の伝達効率をあげたり、ダンパー部分が180度回転できるようにして建物のねじれにも対応できるようになりました。特に意識はしていませんが、進化し続けているところも継続して新築に利用している理由かもしれません。施工も小型で満遍なく設置する性質上、設置できる場所の選択肢が多く、間取り優先で制振装置の配置を気にすることなくプランを考えることができます。

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都内になると3階建ての狭小住宅も多く、そのような物件ですと3階建ての構造計算上、耐震等級も1になってしまうことが多いです。建築基準法上は問題ありませんが、何となく不安になってしまいます。20坪くらいの狭小住宅ですと設置台数も7~8台で済み、約30万円くらいで取付けることができます。その金額で地震エネルギーを約30%吸収してくれ、安心を得られるのであればお得な感じがします。地震が起きると遠心力で1階より地面から離れた3階の方が揺れが大きく、揺れている時間も長くなってしまいます。

【制振装置を設置した効果の動画】
https://youtu.be/L5qiiG63K3k

制振装置を取付けると地震力を吸収するため、揺れも時間も短く感じ、建物の損傷も低減することができます。
これから新築に限らず耐震リフォームを検討されている方がいましたら、家の制振化も検討されてはいかがでしょうか?
# by ojikomuten | 2020-06-09 15:32 | 耐震(診断・補強・補助金申請)

色と親しむ住まい

閑静な住宅地にある約20坪の敷地に建てた3階建ての住宅。周辺の地域は40年程前に開発されたこともあり、当時からある2階建て住宅や新しく建てられた3階建て住宅が混在して、今がまさに過渡期となります。これから変わりゆく隣地にどう対応していくかが大きな課題となりました。快適に過ごせるような生活をイメージし、玄関や駐車場の位置、3階までの動線を何度もゼロから繰り返しプランを練りあげました。絵と親しみのあるお施主さんで、部屋のいたるところにピクチャーレールや絵を飾れるスペースが設けられてあります。壁紙もカラフルです。思い切った色の提案もさせて頂きました。生活に色があると程よい刺激になり、自然と脳も目覚めるような感じがして、気持ちも明るくなってきそうです。

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限られたリビングの広さで家具の配置や人の動線を検討して無駄のないプランになりました。階高は上げずに天井を高くし梁を見せました。広く開けた壁には100号サイズの絵画も掛けられます。アクセント壁はブルーにしました。一番長い時間を過ごす部屋です。

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LDKで14帖ほどの部屋に家具が無駄なく納まるように考えました。高い位置に窓を作り、部屋の奥まで光が届きます。
 
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家のどの場所に行っても自然光が入り、外を感じることで閉塞感を無くしています。カウンター型の収納はキッチンの手元の目隠しにもなります。キッチンのシンクからはテレビを見れるように視界を確保してあります。

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3階へ向かう天井まである大きな扉を開閉することで夏場や冬場での暖気や冷気をコントロールし、リビングを快適に過ごせるように考えました。リビングは朝日が部屋の奥まで差し込み、昼過ぎまで太陽の光を取り込め、室内でも自然光で快適に過ごせるように窓の配置や形状にしてあります。引手は階段側からも部屋側からも使いやすいような高さにしてあります。

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玄関には筋交いのある窓を通して外部を覗け、下駄箱の上に置き物や植物を照らすことができます。下駄箱にある縦長の収納はトイレや洗面室の目隠しも兼ねています。下駄箱は靴や傘、小物も収納でき、真鍮の引手など細部にも拘りました。個人的に気に入っています。

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玄関扉には換気窓を付けて、特に夏の時期に玄関から他の階へ風が抜けるように考えてあります。

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シューズインクローゼットは複数あるスーツケースや画家の施主のために100号サイズの絵も収納できるような棚の配置にしました。

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トイレは遊び心でイエローの壁紙やグリーンの洗面器に赤の水栓を選びました。明るい気持ちにしてくれます。

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もう一つのトイレは濃いピンクの壁紙です。心を盛り上げ活動的にしてくれそうです。

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洗面脱衣室は落ち着いた配色にしました。

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書斎は5帖の広さで、作業デスク(1.2m)、来客テーブル(1m)、壁面には本棚を並べられるように窓の配置を考えてあります。壁紙は淡いグリーンでゆったり過ごせる部屋になっています。

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階段にも小窓を設置し、僅かでも自然光を取り入れています。

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南西側にあるバルコニーはテーブルやイスを置くスペースが十分にあり、食事やカフェを楽しむこともできます。

お施主さんからは『外出自粛が続いている中、毎日を快適に過ごさせて頂いています。』と伺っています。住まいは、住む人の生活スタイルによって全く異なるプランになります。大路工務店の新築などの設計提案での商品や材質選びは一から行うこともできます。これからも住む方の想いをたくさん汲み取り、心から喜んでもらえる住まいを考えていこうと思います。
# by ojikomuten | 2020-05-01 11:48 | 注文住宅(戸建・建替・二世帯)

弊社での新型コロナウイルス感染症予防の取組み

新型コロナウイルスの影響で苦しい経営をされている企業が多いかと思います。弊社も例外ではなく、コロナウイルスの影響で商品がストップし、数か月先まで予定されていた仕事の組み直しや延期になりました。急遽、商品がストップされていないお客様を前倒しで工事をさせて頂き、被害は最小限で済みました。不要不急と言われていますが、弊社へ依頼される仕事は生活に支障が出た方や不安を感じて依頼されることが多く、客層も100%近く個人の方なので、何とか立て直して、いつ終わるか分からない感染症との戦いを乗り切ろうと思います。

【新型コロナウイルス感染症予防】
・マスクの着用
・お客様と会う前や帰社時の手の消毒
・一日に会うお客様は極力、一家庭
・昼食は弁当を持参する(コンビニ、外食の自粛)
・帰宅時の手や持ち物の消毒
・マスクや消毒に必要なアルコール等の社員への支給
・公共交通機関での移動を避ける

弊社は家族経営で人数も少なく、もともと営業がいないので不特定多数のお客様と会うことがないです。工事では埃がでるため、マスクや手洗いは以前から徹底していました。予防策は日頃から行っていることが多く、それほど大変ではありません。もちろん、息抜きで夜の外食できないのも寂しいですが、特に大変なのは、遠くの現場で早起きする時も毎日必ず弁当を用意することでしょうか。
『ウイルスを持ち込まない、持ち帰らない』を徹底していこうと思います。
# by ojikomuten | 2020-04-25 16:21

朝霞市の小さな工務店です。造ることが大好きな大工や設計者が住む人の想いを汲み取り、みんなが満足いく嬉しい住まいを造っていきます。設計 デザインから施工、メンテナンスまで何でもご相談ください。


by ojikomuten